
今日は関東にも雪が積もる予報。実際、11時ごろから雪がぱらついてきた。天気予報って正確だよね、すごいもの。
今年、北海道や東北ではものすごい積雪らしい、連日ニュースで報道されている。その地の人は大変だろうと思うが、久しぶりの雪を見て、あー雪って美しいな、そんなことを思ってしまう。
まったくお気楽だよなーと叱られそうだが、事実だから仕方がない。それだけ関東に住んでるものにとって雪は不思議な存在。お天道様から降ってくる雨だって不思議だなーといつも思っているのに、それに輪をかけて不思議な存在が雪。まったく我ながら乙女なおっさんだ。
ちなみに女の人は歳をとるとオッサン化が進むが、オッサンは乙女化が進む。これも男女の違いだから仕方がない。世の中って不思議なものだとつくづく思う。
そんな不思議な雪をずーっと見続けてしまう乙女なオッサン58歳。僕は窓辺の椅子に座り、一日中、空を見続けることができる。だから定年後はそうして過ごしたい、そんなことを会社の同僚に言ったら変な目で見られた。
でも移りゆく空や、空から落ちてくる雨粒、いま降り続けている雪は超不思議な現象。考えようによっては同じ景色は二度と見られない奇跡の瞬間、そんな光景が見られることは極めて贅沢な瞬間だと思う。だもの時間なんてあっという間に過ぎてしまう。
降り続く雪を見ていたら、佐野元春の「雪、ああ世界は美しい」と言う曲を思い出した。Apple musicを検索して居間のスピーカーを鳴らしてみる。久しぶりに聞く佐野元春はなんか良い感じ。若い頃の佐野元春もいいけど、この歌もすごくいい、年季を兼ねた味わいってやつかな。
そういえば、20年くらい前にご本人を見たことがある。会社の前にあるチェーン居酒屋で三十人くらいの宴会を開いていた。なんでこんな店に佐野元春が?
まわりの同僚に「あれ、佐野元春だよな」と聞くと皆そうだという。佐野元春さんも楽しくなさそうに見えたから、なんでこんな店と思ったのではないだろうか。きっと何も知らない若手が打ち上げかなんかの幹事をしたのだろう笑。
乙女に雪を見ていたら、チェーン居酒屋でつまらなそうにしている佐野元春を思い出すのだからおかしなもの。でもそんなこと思っていたら、いろんな雪の思い出が蘇ってきた。
中学生で初めて行ったスキーはお腹壊して大変だったよな。大学生のときに後楽園から夜通しバスで向かったスキー、よくあんな過酷な行程で行ったものだ。子供と二人で新幹線で出かけたスキー、帰りに携帯を無くしちゃったんだよなー。今まで雪だるまって何体くらい作っただろう。そういえば、北海道の単身赴任時代に経験した雪は大変だったなー。などなど
いろんな思い出がある。楽しかったり、楽しくなかったり。こんなきっかけでもなければ二度と思い出さなかったこともあるだろう。皆こうして歳をとるし、成長もしていく。
次に雪を見るとき、自分はどんなことを考えているのだろう。そんなことを思いながら乙女に雪を見続けるオッサン、さてさてスパークリングワインでも飲もうかな、雪見酒、幸せだなー。
