人生はロングドライブ

多幸感あふれる人生を求めて、気づき感じる日々を疾走中

天気雨が好き


変な話だが、雨の日が好きだ。お空から水が降ってくるという超常現象を家の中からボーっと見ているのは楽しい。こいつ頭おかしいんじゃないのと思われるだろうが、楽しいのだから仕方がない。

 

街中のほこりや汚れが落ちていくような気持ちよさ、清々しさを感じる。シーンとした静けさもいい。よくマイナスイオン効果なんて言うが、確かに空気がキレイになったように感じるから不思議。

 

でも雨の中の外出は好きではない。傘をさすのは面倒だし、服や持ち物が濡れてしまうのはやっぱり嫌だ。だから、どこにも出かける必要のない雨の日が最高。

 

なんだけど、クルマで出かけるのは別、雨に濡れることも無く、クルマという安全地帯の中でぬくぬくと過ごす。雨の中、通りを行く人たちを見るのも好き(とっても性格が悪い)。

 

それにBMW M440iは雨の日に真価を発揮する。4WDだし、安定して走ることができるのは当然として、その乗り心地が素晴らしい。ヌメーッとしながらなんともマイルドな感じで街中を走り抜けてくれる。ジェントルな走りがさらに強調される感じ。

 

こんなだから雨が降るとドライブに出かけたくなる。そんなとき、雨の中をドライブしていると天気雨に出くわすことがある。こいつがまた素晴らしい。雨が降っているのだけど、当たり全体は明るい、雲の切れ間から青空が見えている。場合によっては陽が差し始める。

 

するとその光が雨や路面に反射してムチャクチャ美しい世の中が登場する。はー、なんて素晴らしいのだろう、きっと57歳のオッサンは乙女みたいな目で周りを見渡しているに違いない(オッサンは歳をとるごとに乙女化が進む、オバサンはその逆)。

 

先日の北陸ひとりドライブ旅行でもそんな光景に出くわした。初日、雨の予報ではなかったのだけど、富山に着くとポツリポツリと降ってきてそのうち本降りに。なんだけど、あたりは明るい、遠くには立山連峰も見えている。キラキラと雨が輝く中で、知らない土地を走るのはムチャクチャ気持ちいい。

 

こう考えると物事って考え方次第だと思う。雨ひとつとってみても、単なる天気と捉えるのではなく、この不思議な現象は何なんだろうと考えてみる。そして雨が見せる色々な姿を積極的に楽しむ。それがココロの余裕だと思う(まったくたいしたことじゃなく申し訳ない)。

 

ちなみに雨の日の外出は嫌いと言っておきながら、雨の日のゴルフは好きだ。雨に濡れながら、緑の中をラウンドするのはチョー気持ちいい。マイナスイオンに囲まれまくっている感が凄く、非日常感を満喫できる。終わった後のお風呂も格別だ(ビールも)。

 

こう考えると自分って変なんじゃないかと思うが、好きなモノは好きなのだから仕方がない。こうして自分なりのオリジナルなオッサンライフを楽しんでいきたい。人に合わせる必要なんてないんだからね。

富山の雨晴海岸、遠くは明るいね