人生はロングドライブ

多幸感あふれる人生を求めて、気づき感じる日々を疾走中

湘南ドライバー観察


先日、久しぶりに湘南をドライブした。横浜横須賀道路を逗子インターで降り、海岸線に出ると、あとは134号線を江ノ島方面に向かうだけ。目的のない単なるドライブ(ひとり)。

 

この道は基本渋滞しているから、のろのろとしか走れない。あたりには観光客がわんさかいる。だけどけちっとも気にならない。何といっても左には広大な海が広がっているから気持ちがいい。サンルーフを空けて潮の香りと6気筒エンジンの音を味わうことができる。

 

これが無茶苦茶楽しい。

 

僕は人込みが苦手。満員電車なんて冗談じゃないし、混雑した観光地だって行きたくない。なんで皆わざわざ混んでるところに向かおうとするのか不思議。

 

渋滞も一緒じゃないかと思われるかもしれない。確かに一般道はそうだ。だけどこの場所は違う。海があるし素晴らしい景色がある、この景観を僕だけの特等席でひとり占めできる時間は長い方がいい。

 

やっぱ、クルマって素晴らしいよなー。ここには僕だけの空間が広がっている、特等席であって安全地帯。なにしたっていい、自遊空間。

 

それにこの場所は素晴らしい景色だけじゃない。さっきも言った通り、道の両脇には観光客がわんさかいる。彼らを横目で観察できるのも楽しいところ。まったく意地の悪いオッサンだと思うが本当のこと。

 

デートしてる二人、それぞれがカメラをもって写真を撮り合っている。ポーズを決めたり忙しい、まわりの目が気にならないのだろうか。自分たちのことしか頭にないようだ。

 

ランニングしているマッチョマンや、スパッツを履きポニーテールの髪を揺らして走る女性、彼らは素敵な自分を見せたいからこんな場所で走っているんだろうな(偏見)。

 

ひとりで歩いているおじさん、どこからきてどこに行くのだろう。近所の人か、いやそんな風に見えないよな。。。

 

こんな感じで次から次へと色んな人たちが現れては、消えていく。それにしても人間っていっぱいいるよねー。まあ、自分もそんなひとりなんだろうけど。だから皆、好きなことすればいいんだと思う。そんな自然の摂理に気づく(おおげさ)。

 

また、対向車線を走るクルマやドライバーも気になる。特にかっちょいいクルマが来ると、どんな人が運転しているのかと気になる。

 

この日はなぜかマセラッティがやたらと走っていた。何かイベントでもあったのだろうか。マセラッティのドライバーは、なぜか皆、似たような感じだった(偏見、2回目)。色黒でパーマがかかったような髪に派手な服、ゴルフ場で見かけるような人たちが多い(偏見、3回目)。

 

でもマセラッティに乗るくらいだから、このクルマに乗っている自分が大好き!という人が多いはず(これも偏見)。悪口でなく、僕自身その気持ちはよくわかるもの。

 

やっぱりクルマって乗り手を選ぶよね。僕らがクルマを選んでいると思いきや、実はクルマの方が主役、だから僕らはそのクルマに似合う自分になろうとする(というかなってしまう)。

 

面白いね。やっぱクルマは最高だ、楽しいよ。

海はいいよねー、ホントそう思う