ひとりドライブが好き。相も変わらず同じことを言い続けているが、楽しいのだから仕方がない。オッサンの幸せはこんな些細なことから構成されているのです。
でも何が楽しいのだろうかと自問自答してみる。
まずは運転が楽しい、これって当り前のことだけどそう思う。子供のころ遊園地でゴーカートに乗ったでしょ、自分でハンドルを握り、自分で好きなように動かす。すげー楽しかったよね。これを公道でやっているのだから、楽しくないわけがない。
移り行く景色を見るのが楽しい。運転席って特等席だと思う。電車や飛行機で窓際の席に座りたがる人も多いと思うけど、クルマは運転席に座れるんだから、そりゃー最高の景色を堪能できるに決まってる。しかも自分だけのシーズンシートだから贅沢極まりない。
集中するのが楽しい。これも大事なこと。クルマの運転に集中しているから、目に入って来る景色や、その土地の臭いなんかに無茶苦茶刺激される。そうすると、新たな気づきや考えがどんどん浮んでくる。まさに一人瞑想状態、自分だけの世界に入り込める没入感が楽しい。
ひとりだけの空間が楽しい。クルマの中は自分だけの空間、だから何をしようが自由、自宅の自分の部屋にいるようなもの。笑ったり泣いたり、喜怒哀楽を誰に気兼ねすることなく表現できる、自分のままでいられる空間だから居心地がいいに決まっている。
家でできないことができる。例えば大音量で音楽を聴いたり、それに合わせて大声で歌ったりできる。これって面白い。ヘタクソだろうが何だろうが問題ない、何せここには自分しかいないのだから。
自分が行きたいところに行ける。当たり前だけど、自分が思ったところ、行きたいところに気の向くまま行くことができる。途中で行先を変えたり、寄り道だって自由自在、まさに自分と一体となって自分がしたいコトができる。
自分にはない力を持つことができる。なんたってこれ、BMW M440iは387馬力のスパーウエポンだ。クルマは自分にとってのモビルスーツ、僕にすごい力を与えてくれる特別な存在。このクルマによって僕は新しい僕に変身できるわけだ。
こうやって思ったことをあげみただけでなんかワクワクしてくる。やっぱクルマってスゴイ存在だよね。だからどの車を選ぶかも重要。
スタイルももちろんだし、乗り味だってそう、もちろんパワーも重要。何てったって、自分が変身する先の存在だもの。自分にないものや特別な何かを与えて欲しいと思う。
クルマを選ぶことも自分の個性の一つ。クルマを単なる移動手段と思っている人は、今一度考えてみて欲しいな。もちろん人それぞれだから押し付けはできないけどね。
こんなスゴイ存在のクルマ、もっと全力で楽しむことをお勧めしまーす。