
昨年の夏に同じ4シリーズのEVを1日お借りして、江ノ島や三浦半島をドライブさせてもらう機会があった。i4というモデルは4枚ドアのグランクーペをベースにしたEV。ドアが2ドアのM440iに比べてむちゃくちゃ小さいくらいで、乗った感じはほぼ一緒。
乗り味はどうかというと、ウルトラスムーズの一言。初速からトルクが出るので無茶苦茶乗りやすい。特に街中の合流なんかですごく感じた。高級なゴーカートに乗っているような感じ。
違和感は排気音がしないこと。これは慣れの問題かもしれないけど、なんか寂しい。変速もないから、ハンドルにパドルシフトがないも悲しい。
それでも加速は強烈だし、高速道路ではビタッと安定して巡航できる。さすが高級車だなーって感じ。そりゃ300馬力以上あるし、お値段だって一千万近いのだからそうだよね。
決定的に気になるのは、やっぱ電池残量。全然大丈夫だと分かっていながら、常にあとどの位走れるのだろうかとずっと気になってしまった。これでは長距離ドライブは無理だなと感じた(僕が心配性なだけかもしれない)。
いつかはEVに乗る日が来るのだろうかと思うが、そんな実感が全くわかない。i4からM440iに乗り換えたら無茶苦茶ホッとしたもの。クルマに乗ってるって感じがした。もしかしたらEVはこれまでのクルマとは異なる新たなクルマ(移動手段)なのかもしれない。
とはいえ、徐々にEVシフトは進んでいくのだろう。でも、最近はいろんな取り組みも見られる。高性能スーパーカーが性能向上の手段としてEV(モーター)を採用したりするのもその一つ。単なるエコ=EVではなく、高性能の手段としてその技術を採用する、こういうのはとっても面白いと思う。
乗ったことないけど最近出たプレリュード、これはハイブリッドだけど擬似的な変速装置を載せていて好評らしい。僕が感じた変速がないことへの違和感を技術的に解消した形だね。
こう考えると、単にエンジン車からEVということではなくて、EVも新しい技術の一つということ。その技術を活用してクルマが進歩していくという考え方の方がしっくり来る。そうであれば、未来は明るい、駆け抜ける喜びは永遠に進歩していくということだもの。
今は大きなバッテリーが必要だけど小型化されれば、小さなEVスポーツカーなんてのも生まれてくるかもしれない(しかもオープンだったら嬉しい)。本当にゴーカートだよね。
そんな未来は想像しただけで楽しい。いろんなメーカーがいろんな取り組みをしてくれると楽しいね。僕らのココロとカラダを震わせる、いつまでもクルマはそんな存在であってほしいよね。ホントそう思います。
