
先日の小田原1dayトリップ、会社の同僚の送別会だったんだけど、むちゃくちゃ楽しかった。その時、期せずしてある店の最後の客になってしまうという出来事があった。
小田原城を出て、15時頃から昼飲み開始となった、だけど、いい感じの店がまだ空いていない。そこで駅ビルの中にある店を目指すことにした、駅中だと一日中オープンしているし、まあ軽く飲んで夕方開店する店までの繋ぎにしてもいいと思った。
のんべえ横丁、そんな案内が見えたので行ってみると、なんとそこはフードコートだった。ラーメンや蕎麦、焼肉にスイーツ、そんな店が並んでる一画に海鮮を出すお店があったので、そこで生ビールと刺身の舟盛り(!)を購入し、同行した二人とプチ酒盛りを始めてみた。
当然ながら昼間のガラガラのフードコート、もう一卓、ビールを飲んでるオヤジがいたけど、それだけ。他には人がいないから気楽に飲むことができた。
刺身の舟盛りは3点盛りと言いながら、なぜか4点乗っていて、刺身も一つ一つが分厚くて、さすが小田原だなーという話で盛り上がる。あっという間にビールがなくなったのでお代わりをしに同じ店に向かう。
ビールを待っている間、ふと店に貼ってある張り紙が目についた。なんと閉店のご案内だった。明日の14時に閉店とある。
「え、このお店、明日閉店なんですか?」
「明日じゃないわよ、今日よ」、金髪のおばちゃんがそう答える。よくみるとそこに書かれていた日付は今日だった。僕が勘違いしていただけ。
「え、でも14時って書いてあるけど、もう15時ですよ」
「まだ飲んでるお客さんがいるからねー、食べ物は終わりだけど飲み物だけ出してるの」
「ということは、さっきもらった舟盛りって、ほぼ最後??」
「そうよ、うちの店で最後の品だったわよ」
なんと。。。だから刺身のボリュームも大きかったんだと納得するとともに、初めてきた店にも関わらず、寂しい気持ちになってしまった。板前さんは最後の品をどういう気持ちで作ったんだろう、なんて思う。
席に戻り、一緒にいたメンバーに伝えると皆ビックリ。飲み終えて、店にジョッキを持っていくとすでに店の片付けで忙しそうだ。おばちゃんに「ありがとねー」と伝えその店を後にした。
まあ、こういうのも一つの出会いだろう、なんか僕らの送別会にぴったりの出来事かもねと、顔を見合わせ笑ったオッサン3人、小田原1dayトリップでした。
