人生はロングドライブ

多幸感あふれる人生を求めて、気づき感じる日々を疾走中

初めてのツーリング、富士山周遊ドライブ


先週末、会社の同僚に誘われて静岡までツーリングに行ってきた。ツーリングといっても現地で落ち合い、富士山を一周して御殿場解散の半日ドライブ。

 

人見知りな僕は、これまでの人生でツーリングなんてしたことがない。ひとり気ままにドライブする方が楽だし居心地がいいとずーっと思っている。それでも先日の北海道ひとりドライブ旅でS660やらS800などでツーリングしている人たちを見て、好きもので同志で集まるのもいいよなと密かに思っていた。

 

また、普段お世話になっている関西在住の同僚が、僕がM440iを購入したことに影響されてポルシェのケイマンを購入したらしい。その人も関西から参加するということで、間をとって(?)静岡に行こうということになった。そんなこともあり、これは断れないと思い出かけたわけ。

 

集まったのは4人(4台)、しかしツーリーングって、みんなで別々のクルマに乗ってドライブするのがメイン。その間、会話があるわけでもなく、何とも不思議な感じ。僕は映画なんかも人と一緒に行く意味がわからないと思っているけど、それに似てると思った。

 

でもドライブの途中途中で寄り道した場所、公園なんかで4台並べて、お互いのクルマを覗き込み、あれやこれやと談笑するのはとても楽しかった。そうかそうかそういうことなんだね。ドライブというよりも、お互いのクルマを見せ合い、自慢し合い、あーだこーだと喋り合う、そこにツーリングの意味があるのだと知った。

 

確かにみんなのこだわりのクルマをジロジロ見て触って色々聞くのは面白い。ほんとにクルマって、乗っている人の趣味嗜好が如実に現れると思う。「何でこのナンバーにしたの?」「こどもの誕生日です」なんてちょー、どうでもいい話も同じく悩んだ経緯がある者からしてみると面白い。

 

今回、富士スバルラインが目的だったのだが、山の上はあいにくの雨というかすごい霧。先日の北海道の線状降水帯といい、実は僕が雨男なのかと思ったりしたけど、まあ仕方がない。それでもシーンとした山の中をドライブするのは気持ちがいい。もうかなり紅葉も進んでいた。

 

その夜は静岡に泊まって、ジビエとワインで舌鼓。普段のひとりドライブ旅はホテル部屋食をこよなく愛する僕だけど、友人と一緒にワイワイするのももちろん楽しい。久しぶりに飲み過ぎてしまい、夜気持ちが悪くなってしまったくらい。

 

ということで、ひとりドライブ旅はもちろん楽しいけど、こういうツーリングもそれはそれで面白いなと再発見。なにごとも食わず嫌いは良くないということですね。歳も歳なんだから、誘われたら行ってみる、そういうマインドがこれからは大事な気がする。

 

あと驚いたのは、ドライブ中にみんなスマホのチャットでやりとりするんだよねー。途中寄った場所でスマホを見ると、すでにいろんな意見交換がされていてビックリした。いやー僕は絶対無理だな。カーナビにそんな機能があるのかしら?

 

バイクでツーリングする人は無線で会話できるようにしているとか聞くもんな。いろんなお作法があるのかもしれない。

 

いずれにしても、ひとりドライブ、友人とツーリング、どちらだけというのではなく、その時の目的に応じて使い分ける度量の広さが重要だね。楽しいドライブでした。

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