人生はロングドライブ

多幸感あふれる人生を求めて、気づき感じる日々を疾走中

クルマ好きな人たちを見ているだけで楽しい


北海道ひとりドライブ旅、前回、熟年夫婦(?)の乗るキャンピングカーを多く見た話を書いた。

 

もっと趣味車的なクルマでドライブしている人たちも多いかなーと思ったが、あまり見かけなかった。やっぱり、北海道は雪深い冬があるからね、クーペやオープンカーを日常的に乗りこなすのは難しいのだろう。

 

BMWやベンツなんかもセダンはほぼ見かけず、もっぱらSUVばっか。僕と同じ4シリーズには一度お目にかかったが、よく見ると何とEVのi4だった。こちらはこちらで希少だよね、でも雪国でi4ってどうなのよ。

 

いずれにしても、現地に住んでいる人は一年を通して稼働できるクルマを選択するのがフツーの判断。常識的に考えれば、四輪駆動でSUVとなるのだろう。趣味的なクルマを持つのは相当な根性がいると思われる。

 

そんな中でも同じ趣味車でツーリングしている人たちを何組か見かけることができた。一つはホンダのS660のチーム、コレ20台くらい、いたのではないだろうか。色とりどりのS660が大挙して北海道の大自然を走っている姿は、なんかミニチュアの世界を見ているみたいで面白かった。コレは地元の人たちなのかなー?きっと冬は仕舞い込んでいるのだろうね。

 

もう一組は同じコンパクトカーながらクラシックカーのトヨタS800、5〜6台で積丹の方をツーリングしていた。前からS800が走ってきて、おおーと思ったらその後も続くものだからビックリしてしまった。思わず拍手してしまったよ。

 

こういう趣味車仲間がツーリング、しかもS800みたいな東京でもあまり見ることのできないクルマで走っている姿を見ると何の関係もないのに嬉しくなる。積丹の緑の中を走り抜けるS800はむちゃくちゃカッコよかった。

 

そういえば、クラシックカーのラリー?みたいなものも開催していたようだ。同じプレートをつけたクルマ、名前はわからないけどクラシックカーが走っているのを何台か見かけた。この日は、暴風雨が吹き荒れていたからこういうクルマたちは大丈夫なのだろうかと思ってしまう。

 

いずれにしても、こうしたクルマたちは、なぜか北海道の大自然とマッチしていて、見ていて面白い。僕は人とつるむのが苦手だから、同じようにしたいとは思わないけど、なんかこういうのいいよなーと思ってしまう。思わず頬が緩むってやつだ。

 

また、クルマじゃないけど、サイクリング軍団もたくさんいた。足寄(松山千春さんの出身地)でお蕎麦屋さんに入ったらサイクリング中の外国人だらけ。なんかイベントをしていたのだろうね、外人さんが「来年またくるよー」と片言の日本語で店の人に挨拶していた。

 

こういうサイクルツーリストは専用道を選んで走ってくれればいいのだけど、それなりの交通量のある対面通行の道を走っている場合は大変だ。道も狭いし、対向車もいるのでクルマからしてみると抜くに抜けない。微妙に渋滞が起きてしまうことがある。こういうのは二人組くらいでサイクル旅行をしている人に多い。

 

やっぱ、こういうのはご迷惑をかけないように気をつけることが大事だよね。道が狭いから仕方がないではなく、走りやすい道を選ぶことが重要。そうでこそ、自分たちも楽しめるというものだ。

 

みんながみんな思い思いに楽しんでいる北海道ツーリング、やっぱり自分だけ楽しけりゃいいのではなく、まわりへの気遣いが必要だ。そうしている人たちは、やっぱり様になっている。それでこそ乗っているクルマも映えるというもの。大事なことだよね。

ホテルの駐車場にこんなカッチョいい車が