
オッサンだから定期的に病院にも通っている。先日、経過観察で大腸の内視鏡検査を行った。この検査、事前に大量の水(というか薄いポカリスエットのような溶剤)を飲んで、お腹の中を空っぽにしなければいけない。これが結構しんどい。
当日は検査が9:30だったので、5:00からこの儀式を始める。2時間くらいかけて小刻みに飲んで、その間、何回もトイレに行ってお腹の中を空っぽにしていく。7:00くらいには完了したが(便が透明になる)、その頃には疲労困憊だ。
その後、病院に行き検査開始、鎮痛剤を打ってもらうと頭がぼーっとしてくるが、その間に内視鏡検査は完了してしまう。お尻から異物を入れるわけだが、ほとんど何をされたかよくわからない(胃カメラはこういうわけにはいかないから大変だ)。
終わると優しい看護婦さんが靴下を履かせてくれて(申し訳ない)、別室で1時間くらい、薬の効き目が覚めるのを待って終了となる。
最後に看護婦さんから注意事項などを聞くのだが、どうもポリープがあったらしくこの検査の中で切除したとのこと。出血する可能性があるので、一週間は出張禁止、飲酒禁止、カフェインなど刺激物はダメ、ご飯も消化にいいものを食べてくださいとのことだった。
翌週に仙台出張を予定して、飲み会までセッティングしていたから、困ったなーと思ったが、絶対に守ってくださいと看護婦さんに厳命されたため、やむなくキャンセルとあいなった。
そんなことで、一週間の禁酒生活を送ることに。ちなみに僕は飲兵衛ではないと自負しているが、毎日酒は飲んでいる。ほとんど自宅酒だが、ワインかスパークリングワインをそれなりに飲んで酩酊して寝てしまうのが日常だ。
まあ、一週間だから我慢するかと決めたのだが、お酒がない毎日はとっても寂しい。それに加えて、コーヒーもない。お水ばっか飲んでても、なんの楽しいこともない。ご飯だって、うどんやら何やらでホントつまんないったらありゃしない。
そんなに食にこだわりはない方だが、毎日、こんな楽しみにしてたんだなと再認識、当たり前の毎日が当たり前と思っちゃいけないということですね。反省です。
こうやってお酒を飲まないわけだから、さぞや夜もぐっすり寝れて、体調も良くなるのではと期待したのだが、それも全然だった。お酒を飲まないからか、夜も寝れないし眠りも浅い、なんか30分くらいごとに目が覚めてしまった感じがする。
カラダも重くて、頭も痛くなってくる始末。ああー、酒は百薬の長というものね、こんなに大事な存在だったとは思わなかったよーと奥さんに逃げられたかのような感想を漏らすオッサン57歳だ。
そんなこんなでようやく一週間が経ち、コーヒーを飲んだ時の旨いの何の。あーリフレッシュー、そんな気持ちがカラダ中にほとばしる。夕方になってスパークリングワインを飲む。あー幸せ、こんな表現しか思いつかないが、ココロの底からそう思う。
そうかそうか、いつもの日常と思っていた日常はこんなに素晴らしい日常だったのね。こういうことに気づくのも大事。休肝日はカラダのためだけでなく、ココロのためにも必要なのかもしれない。そんなことに気づいた禁酒一週間だった。
