
前回、北海道ひとりドライブ旅をあれやこれやと悩んでいることを書いた。こんなに贅沢していいのか、10日間もひとりぼっちで寂しくならないのか、しかも行きと帰りは人生初めての船旅だ。色んな不安が頭の中を駆け巡り、やっぱ近場で済ましちゃう?そんな考えまでが頭をよぎる毎日。
とはいえ、今ここで行かねばいついけるというのか。若者に「いつか」はあっても、オッサンに「いつか」はない。だってその「いつか」にもう居るのですもの。
ということで、行くか行かないか、やるかやらないか。迷ったら行くべき、やるべき、そうココロに決めて自分で自分を奮い立たせるオッサン57歳。
もう少し、もう少しだ、自分の気持ちをもう少し引き上げれば、このチャレンジに思い切って飛び込むことができる(おおげさ)。そう自分で自分に言い聞かせ、思い切って最後のアイテムを導入した。
それがこちら!じゃじゃーん、OMEGAとswatchがコラボしたMoonSwatch、その中でも金色に輝くモデル「Mission To Jupitur」でやんす。時計です、そう新しい時計をつけて今回の旅に出るのです。この時計をつけBMW M440iに乗って北海道を旅するなんて考えただけで涎が出ます。

ちっ、また物欲かよ、と笑われそうですが構いません。誰だって旅行に出る時は新しい鞄やお洋服を購入するではないですか、それと一緒なのです。新しい時計をつけて、大自然を旅する、そんなワクワク感で自分で自分を励ますのです。
もう不安なんてどっか行っちゃいました。旅に出るのが待ち遠しい、なんて単純な私なのでしょうと呆れるが、こうやってモチベーションを引き上げるのも大人の所作の一つに違いない。そう自分で自分を騙し、いや納得させることに成功した次第。
しかし、北海道大名旅行の費用にビビリまくっていたくせに、また時計で散財するなんてと思われるでしょうが。本当にその通りだ。でもしょうがない、これは必要経費なのだ(どこが)とまたしても自分で自分を騙し切る。
このMoonSwatchだが、OMEGAとのコラボとはいえ基本swatch、バイオセラミックで作られておりとっても軽い。要はOMEGAの外観を模しながらとってもカジュアルに作っちゃったswatchなんですね。でもそのカジュアル感がまたいいい、旅のお供にピッタリだ。
この時計ネット販売などはしておらず、swatch直営店のみで購入できる。ビックカメラやAmazoneなどでも売っているのだが、どこも定価より2万円くらい高いようだ、品数も少ない。発売当時はなかなか買えなかったと聞くが今でもそうなのだろうか、そう思いながらいそいそとswatch横浜店に出向く。
店に入ると、鴨がネギを背負ってきたと思われたのか、早速、綺麗なお姐さんが声をかけてくる。「MoonSwatchですか?気になっているモデルはありますか?」、Mission To Jupiturが気になっている旨を伝えると在庫を確認してくれるという。戻ってきたお姉さんは「在庫ありましたー」と微笑みながら僕の前にMission To Jupiturを置く。
この瞬間、陥落。いつもの如く、いいですねーとかなんとか色々聞いた挙句、お会計。目出たくご購入とあいなった次第。こうやって買えるなら、ネットで売っているプレミアム価格はなんなのだろうと思ったが、いつどのモデルの在庫があるかは、その時でないとわからないようだ。
まあ何はともあれよかったじゃないか、これまた自分で自分に言い聞かせ、この時計をつけて旅する姿を想像する。普通のOMEGAだったら黒系のモデルが多いが、swatchだからこそ少し派手目なこの色にした。お店のお姐さんもそう言っていたから大満足(完全にやられてます)。
ちなみにベルトはオレンジに変えるつもり、ネット限定らしいので、家に帰って早く注文しなきゃ。こんな楽しい日々を送っているオッサン57歳でした。
