人生はロングドライブ

多幸感あふれる人生を求めて、気づき感じる日々を疾走中

いつまでも・・・なんて無い


いつもの毎日をいつもの様に過ごす。

 

晩酌してご飯を食べてお風呂に入って寝る、たっぷり睡眠を取ったら朝起きて会社に向かう。あー面倒くさいなー、疲れるなー、そんなことを思いながらもいつものルーティンをこなして、毎日を過ごす。

 

休日になると、ドライブに出掛けたり、家族と食事に出かけたり、たまにはちょっと遠出をしたりして、また次の休日が来るのを待つ。

 

月末にお給料が振り込まれ、半年に一回はボーナスもある。その中から住宅ローンや子供の学費を払う。たまには贅沢したいね、そんなこと思いながら、いつもの日常を繰り返す。そんな日々。

 

僕らは、つい、こんな毎日がずっと続くもんだと思ってしまう。でもそんなことはない。会社だってあと二年もすれば定年だ、いつものルーティンも必要がなくなる。疲れていきたくなかった会社だって、もういく必要はないというか行くことができなくなる。給料だって入ってこなくなる。新たな日常を始めなければならない。

 

先日、テレビを見ていたら、サンドイッチマンの伊達さんが膀胱がんになった経験談について話していた。伊達さんは「生きてることが当たり前と思っていたけど、そうじゃないとわかった」、その様なことを言われていた。

 

いつまでもなんてない、そんな当たり前のことが、ついわからなくなってしまう。いつもの毎日がずっと続くと思ってしまう。決してそんなことはない。伊達さんも、病気をされてから、「いつか会おうね」じゃななくて、会いたいと思ったらすぐ会う、そんなことを心がける様になったと言っていた。

 

オッサンにも未来はあるけど、その総量は少ない。いつも言っていることだが、僕らは正しく認識しなければならない。「いつまでも」はないし、「いつか」を待っていても「いつか」はこない。

 

「いつまでも」なんて無いのだから、いつもの日常は自ら積極的に変えていかなければならないし、「いつか」したいことがあるなら、今すぐすべき。よくオッサンになるとセッカチになるというが、当たり前のことなんだよね。

 

だから、いつか自分のクルマで北海道ドライブ旅行がしたいと思ったなら、今すぐすべきだ。もちろん仕事の都合やお財布の事情もあるが、「いつか」なんて当てにならないのだから、したいことは今すべき。

 

それができるのが若者と違うオッサンの特権でもある。若い頃に思っていた「いつか」の場所にオッサンはすでにいるのだから。

 

そう思ったら、これからのオッサン's WAYが楽しく無いわけがない。したいことがあったら、なんでもチャレンジしていく。そうやって、今の日常をどんどん変えていく必要がある。「いつまでも」なんて言っていたら、そのまま朽ちていくだけ。

 

北海道のどこに行って、どこに泊まるかな。地図と睨めっこしながら、もうすっかりその気になっている、まるで夏休み前の中学生みたい。本当にそうなのかも知れない、もう一度、青春時代がやってくる。そう思ったら、楽しくて仕方がない。

 

お気楽だと笑われるかも知れないが、ホントのこと。楽しく行こうじゃないのよさ、ねー。

いつもの公園、木が一本なくなっていた