人生はロングドライブ

多幸感あふれる人生を求めて、気づき感じる日々を疾走中

いつかは・・・なんて無い


夏休みの計画を無邪気に考えるオッサン57歳、こんな時間が至福の時。子供の頃から遠足に行く前の日が一番楽しかったものね、いい大人がなに言ってんのと思われるだろうが、楽しいに大人も子供もない、楽しいことはみんな楽しいのだと肯定する。

 

定番のひとりドライブ旅、この夏はどこに出かけようかと考える。これまでは一泊、長くても二泊の旅だったが、ゴールデンウイークの北陸は思い切って四泊五日の旅に出た。さぞかし大変かと思いきや、意外とあっという間の五日間。なんとかなるもんだなーというのが正直な感想。

 

調子に乗って、次回もそれなりの日程で遠くの街に行ってみたいと妄想する。以前、単身赴任したことがある広島に行くのもいいなと想像する。単身赴任の休日は暇だったから、週末は毎日の様にドライブに出掛けていた。

 

瀬戸内の島々に行ったり、しまなみ海道を渡って四国にも行った、ひとりで海水浴に日本海側まで行ったりもした。そんな場所をもう一度、自分のクルマで訪れてみたい、そんな思いが湧き上がる。

 

そこでふと思う、広島の次に単身赴任した北海道、ここにもいつの日かまたドライブに行きたいと思っていた。でも北海道は遠い、自走していくと行くだけで2〜3日かかってしまう。行くとなるとフェリーに車を乗せて現地に赴くのが現実的だ。

 

ちなみに僕にとってのドライブ旅行は自分のクルマBMW M440iでいくことが重要だ。レンタカーでは意味がない。単にドライブできればいいということではなくて、自分のクルマでいろんな街に出向いて、一緒にその街の空気を感じながらドライブを楽しみたい。ここだけは譲れないこだわり、わかる人にはわかってもらえるだろう。

 

フェリーの代金を調べてみると片道で4万円くらいかかる。往復10万円くらいが必要だ。これだけの費用をかけて、せっかく北海道まで自分のクルマで行くのなら、一週間くらいは現地にいたい。すると10日くらい休暇を取らなければならなくなる。

 

さすがにお気楽サラリーマンとはいえ、これだけの休暇を取るのはちょっと難しい。それに費用だって、現地での宿泊代や飲食代、ガソリン代なんかを入れると30万近くかかってしまうのではないか。そろそろ新しいiPhoneにも変えたいし、北海道旅行はまたいつか、それこそ定年後の時間ができた時に考えるかなと至極真っ当な結論となる。

 

しかし、ここでまた思う。「いつか」って、いつなんだろう?

 

オッサンにも未来はあるけどその総量は少ない、したいことがあれば今しないと、未来なんてやってこないかも知れないのだ。僕らは、つい「いつか」できたらいいなと思うが、それは若い人たちの発想だ。

 

我慢して、努力して、その「いつか」に向けて取り組む。それならわかるが、未来の少ないオッサンが、いまさら我慢して、来るかもわからない未来を待ってる意味がわからん。

 

定年後には時間がたっぷりあるっていうけど、現役の今だったらまだ収入もそれなりにある。定年後に気ままな北海道旅行ができる財力がある保証もない。それにいつまでも健康でいられる保証だってない。

 

最近はロングドライブすると、体のアチコチが痛くなる。だからゴールデンウイークの旅だって、一日の移動距離を200キロにおさえるために四泊五日の長旅にしたのだ。60歳を超えてからも今と同じ様にドライブが楽しめる保証なんてないのだ。

 

オッサンに「いつか」なんてない、そんな考えが頭の中をぐるぐる回りだす。そう思うといてもたってもいられなくなり、北海道フェリーのHPを開き、大洗港から苫小牧の船便の予約をポチッと押してみた。

 

まあ、なんとかなるだろ(願望)。

ウトナイ湖の鳥さん