人生はロングドライブ

多幸感あふれる人生を求めて、気づき感じる日々を疾走中

海が見えると気分があがる


ドライブが好きだ。これまで百万回くらい言っているが、好きなのだから仕方がない。高速道路や峠道などはそれほど好きではない。なんてことのない走りやすい道を勝手気ままに走るのが好きだ。

 

そんな中でも、海沿いの道に行くと気分が上がる。なんで海を見ると気持ちが一気に湧き上がるのだろう。思いがけず海が見えたりすると「あっ、海だ〜〜〜!」とつい叫んでしまう。

 

海だけじゃなくて湖なんかでもそうだ。大量のお水が蓄えられている摩訶不思議な光景を目の当たりにすると、なぜかココロが浮き立つから不思議。ちなみに僕は雨が降る日もココロがときめく(乙女)。

 

やっぱあれかね、人間の60%は水分というだけあって、僕らは水に反応する生き物なのかもしれない。本能的にや大量の水を見ると、生きていること、生きなければいけないことを思いおこさせる様になっている。

 

まあ、そうかどうかはわからんが、海を見ると気持ちが湧き立つのは事実だし、そんな海を見ながらのドライブは至極楽しい。いつの日か、日本全国の海岸沿いを一周してみたいと思う。

 

よく考えれば、これまでのドライブ旅行はほぼ海岸線ドライブを目指した旅だった。ゴールデンウイークの北陸ひとり旅もそう。福井の海岸線を走ってみたかったから選んだのだ。

 

思い起こせば、新潟の海岸線、北海道の襟裳岬に向かう道、瀬戸内海の島々、室戸岬から徳島に向かう道が印象に残っている。海以外でも高知の仁淀川沿いの道、富士五湖周遊、近場でも多摩川沿いの玉堤通りなどがお気に入りだ。

 

他にも伊豆半島や房総半島、能登半島の一周などもしてきた。近いうちに秋田の男鹿半島や青森の下北半島一周なんかもしてみたいと思っている。

 

気がつかなかったけど、いつの間にやら僕は海沿いの道を目指してドライブをしていたらしい。なるほどなー、海が俺を呼んでるってやつだ(違う)。

 

海沿いの道を走るとそこで暮らす人々の生活も気になる。その場所で暮らす人たちは当然ながら、漁師を営んでいる人が多いと思う。地方に行くと今でも木の板で外観が覆われた家が多い。風情があっていいよななんてお気楽に思うが、ここで暮らすのは大変だ、特に冬の季節はそうだろう。

 

こんな非日常的な光景が日常になるってどんな感覚なのだろう。もちろん僕から見た非日常であって、ここに暮らす人たちにとってはなんて事のない日常。でも現地に赴き、そんなギャップや空気感を感じることで僕のココロが刺激される。

 

僕は観光地なんかより、いたって当たり前の地方の風景を見ながらドライブするのが好きだ。海沿いの一本道、左には広大な海原、断崖絶壁の崖が広がる。そして右手にはそこで暮らす人たちの家並みがある。

 

自然と共存しながら生活する姿、その光景そのものが自然の姿だと思う。観光地はなんだかんだ言って、誰かしらが作ったものが多い。神社仏閣なんかもそうだ。そういう歴史に触れるのも貴重だとは思うが、それよりも自然にできたもの、そして自然と一体化している普通の街並みを見る方が好きだ。

 

どの場所にもその土地特有の空気感がある。そんな空気感を味わいたくてひとりドライブに出かける。時には窓を全開にして、サンルーフも開けて、BMW M440iの奏でる6気筒サウンドも含めてそこの土地と一体となる。

 

海の音、塩の香り、その土地で暮らす人たちの空気感そんなものがごちゃ混ぜになりながら、僕のココロを刺激する。僕も負けじと心地よいエンジン音を奏でながら、その道を駆け抜ける。ふー、考えただけで最高だ。週末はどこの海に会いに行こうか、そんなお気楽な生活を送ってます。ほんと楽しいよなー。

ゴールデンウイークに行った三方五湖