人生はロングドライブ

多幸感あふれる人生を求めて、気づき感じる日々を疾走中

物持ちがいい


最近、ちょっと散財しすぎているような気がする。スニーカー買ったり、ジーンズ買ったり、Mac miniも買ったし、先日の娘の誕生日には家族でハイアットリージェンシー横浜にお泊まりもしてきた。そうそう先日、ゴルフにも行ったし、思えば、ゴールデンウイークには四泊五日の北陸ひとりドライブ旅にも出掛けてきた。

 

たまには贅沢してもいいよね、毎日頑張っているのだから、そんなことを思うが贅沢はたまにだから許されるものだし、だから楽しいのだ。毎日贅沢できたら、それはそれで楽しいだろうが(きっと)、楽しさの種類が変わってしまうだろう。

 

日常があるから非日常がある、普段の生活があるからたまの贅沢を楽しむ、何事もメリハリ、それがなくなったら緊張感の無い日常になってしまうに違いない。これからのシニアライフ、緊張感のある楽しい毎日を送ることが重要だ。

 

こんな感じで、ちょっと贅沢しすぎちゃったかなと思ったりもするが、元々は質素で堅実を主とした生活を送っている。お買物は好きだから、いずれ買うものであれば今後はなるべく早く買ってしまおうとココロに決めたばかりだが、実は物持ちも良い。

 

Mac miniの前に持っていたMacBook Airは10年近く使ったし、今のスマホはiPhoneXだから丸7年くらい使っている。洋服だって、おきにいりのものは長く着続けている。通勤に使っている革のトートバックも5年くらいになるだろうか。

 

先日、そのトートバックのチャックが閉まらなくなってしまった。いわゆるファスナーがバカになってしまったというやつ。大切に使っているからその部分以外は問題ないし、何といってもシンプルなデザインが気に入っている。そこでお直しに出すことにした。

 

購入した二子の高島屋に持ち込み調べてもらうと、すでにメーカーに部品の在庫がないという。製造は日本のメーカーなのだが、イタリアブランドのライセンスを取得して展開していたらしい。そのライセンスが切れて、今は関係がなくなっている事も原因とのことだった。

 

そうなのか、新しいのを買うしかないのかなと思って、鞄コーナーにあるいくつかの品を見てみるがピンとくるものがない。そう思っていたら店員さんが靴の修理コーナーの店員さんに相談してくれた。

 

修理コーナーの店員さんによると、この手の革製品は対応できる職人さんが限られており、デパートだろうがショップだろうが、外部の専門の職人さんにお願いすることになるらしい。修理可能か聞いてもらえるとのことなので、その場で鞄を預けてお願いした。1万4千円くらいかかるのではとのことだったが、キレイに使われているので直した方が良いですねーとか言われて気分がいい(単純)。

 

1週間後、その店員さんから連絡があった。1ヶ月くらいで修理可能とのことだったが、問題はお値段、何と2万5千円かかるとのこと。見積もりが甘かったと至極恐縮されていたが、交換する面積が想定より広くそのくらいかかってしまうらしい。

 

どうしますか?と聞かれ、少し悩んだ。何せ、この鞄、お気に入りとはいえ、購入した時の価格は4〜5万だったように記憶している。それが修理に2万5千円!買い直した方がお得だよなーと思ったが、結局、お願いすることにした。

 

理由は他に欲しい鞄がなかったから。探したらあるのかもしれないが、それも面倒だ。それに値段どうこうよりも、自分が好きなものを使い続けるのもいいんじゃないかと思った。

 

でも、そのことを後で家族に言ったら、バカじゃないのと驚かれた。まあ、フツーはそうだよね(ついでにあと何年、会社に行くのかとまで言われてしまった・・・)。

 

まあ、新しい物を買うのもいいけど、こうやってお気に入りのものをずっと使い続けるのもいいじゃない。それもカッコいいし、何よりそれが大人の所作(と信じている)。

 

と言いながら、鞄を修理に出している間の通勤バッグに困るよねと言うことに気づき、ブリーフィングで代替用の鞄を買ってしまった。うーん、正しいのか、俺?、大丈夫か、俺?、まあいいか、こんな日常を送っています。

ホテルの朝ごはん、この非日常がいいんんだよねー