人生はロングドライブ

多幸感あふれる人生を求めて、気づき感じる日々を疾走中

新しいジーンズ


新しいジーンズを買った。散財してばかりと笑わないでほしい。オッサンはマグロと同じように走り続けなければ生きていけないのだ(意味不明)。

 

買ったのはデンハムのストレッチジーンズ。数年前に渋谷のパルコで購入したコイツがむちゃくちゃ履き心地が良く、今回、同じものを購入した。色は同じのが無かったので濃紺のヤツにした。これはこれでシンプルだしお上品でよい。

 

それにしてもこのお店のジーンズは高い。3万円ちょっとした。何だけど、デンハムでは一番安い部類。

 

今のジーンズをパルコで購入した時も、こんな高いジーンズを若い子は平気で買うのか?みたいな話を店員の子にしてしまった。うざいオッサンだな、と思われたであろうが、美人の店員さんは二コリと微笑み、いいデニムは一生ものですよ、と言われて簡単に納得した。ほんとオッサンって単純で悲しい生き物だと思う。

 

いま思えば、よく渋谷のパルコまでジーンズを買いに行ったものだ。内気なオッサン57歳の行動として褒めてあげたい。

 

今回は通販で購入した。スニーカーを購入した時もそうだったが、同じものであればサイズに間違いはない。であれば、わざわざお店に行くよりも通販が手っ取り早い。出不精なオッサンにはもってこいだが、お気に入りのモノを着続ける(買い替える)メリットもここにある。

 

スニーカーもジーンズも同じモデルを着続けていたら、いっつも同じ服を着ているって思われないか、ちょっとだけ心配になる。でも、誰にどう思われようが、お気に入りを着ている満足感がそれに勝る。オバQの白い服と一緒(古すぎてわかってもらえないだろう)。

 

デンハムはジーンズだけでなく、Tシャツなんかもシャレており何枚か購入している。ドデチーンとロゴマークが入るのではなく、胸にワンポイント控えめなハサミのマークが上品だ(と思っている)。

 

それに何といっても、ここの服は着心地がいい。オッサンになるとこれが一番大事。着ていてしっくりくると言うやつ。着心地が良くない服は、いくらカッコよくても着なくなる。こうして、お決まりの定番服を着続けるサイクルが始まることになる。

 

いつもと同じようで、同じでない。自分にしかわからない、ひそかな贅沢。こんな洋服選びがあってもいいと思う。

 

でもこういう買い物ができるようになったのも最近のこと。ついブランドに走ったり、逆に安いからいいかとユニクロや無印に走ったり。

 

いくつもの失敗を乗り越えて、オッサンはオッサンになる。自分に似合うものしか着ない分別ついた大人になるのだ。

 

と言いながら、この間、トゥモローランドでセーターがセールになっていたので衝動買いしたら、妻に何でこんな色のを買ったの?と言われシュンとした。その服はタグが付いたままクローゼットに入ったまま。

 

まあ、こうやってオッサンは次のステージに行くのだ。人生はいつまでたっても勉強。でもオッサンの次のステージって何だろう?怖いから考えるのやめとこう。

ハサミのマークが可愛いよね