人生はロングドライブ

多幸感あふれる人生を求めて、気づき感じる日々を疾走中

旅に出たい


旅に出たいなー、時々そんな思いで頭がいっぱいになる。定期的にやって来る流行り病のようなもの。最近の定番はひとりドライブ旅、観光地が目的ではなく、ドライブが目的の勝手気ままなひとり旅。

 

2月に静岡の御前崎まで一泊で出向いた、昨年の9月には山形まで二泊三日のドライブ旅行に出かけてきた。

 

昨年乗り換えたクルマ、BMW M440iでいくドライブ旅行は最高だ。峠や高速道路でスピードを出したいという気持ちはあまりなく、僕は地方の一般道を何も考えずに走っている時間が楽しい派だ。

 

387馬力をどこで使っているのかと突っ込まれるかもしれないが、この余裕がいいのだ。いつでも誰にも負けないスピードで加速できる、そんな思いを心に秘めながら余裕綽々に街を行くのが大人なのだ。

 

この心の余裕がドライブを一層楽しくしてくれるし、一般道であっても質の高い走りを堪能できるのが気持ちよくて仕方がない。

 

これまでの旅は最長でも二泊、次はもう少し長い旅に出たい。以前も書いたが、大洗港から苫小牧までフェリーで向かい、北海道をぐるっと一周するのもいい。また、以前、単身赴任していた広島の地を訪れるのもいい、色んなことを考える。

 

ドライブ旅行は楽しいが、高速道路はちと疲れるし退屈だ。フェリーで現地近くまで出向くのはラクチンだが、時間がかかる(お金もかかる)。

 

普通は新幹線や飛行機で出向き、現地でレンタカーを借りるのだろうが、僕の目的はBMW M440iで現地を走り抜けることでもあるから、それでは意味がない。

 

やはり時間が必要だ。しかも高速道路を走るだけではなく、海岸線の一本道や緑に囲まれたドライブコースを堪能できる旅にしたい。

 

これまでも伊豆や房総を一周したり、信州のビーナスラインを経由して松本や白馬に行ったりしてきたが、できればもう少し遠出したい。そう広島近辺の瀬戸内海辺りをドライブしたい。

 

そうなると、やはり高速道路主体になってしまうのはやむ無しだろう。途中の京都辺りで一泊する形だろうか。現地で二泊、往復途中で一泊ずつの四泊五日、そんなところかもしれない。

 

でも、こうやって考えてみると段々、現実味が増してくる。現地三泊にしたら、しまなみ海道も通って、高知までも行けるかもね。妄想が妄想を呼ぶ。行って見るか、でもいつ行くのか?サラリーマンだからまだ仕事もある。でもお気楽サラリーマンなのだから、行こうと思えば行けるのではないか。

 

やっぱり早く来ないか定年って感じなのか、でもまだ収入のある現役時代、そして行けるうちに行くべきではないのか。これから体力だってドンドン衰えるに決まってる。そのうち行けると思っていたら、そのうちが無くなる可能性だってあるのだ。

 

ふー、疲れた。妄想も疲れる。でも楽しい。とか言いながら、時刻表を見て妄想している中学生じゃないのだから、行動に移さねば意味がない。それにオッサンには未来はないとは言わないが、時間が限られているのは間違いない。今年は、仕事はホドホドにすると決めたのだ。

 

ということで、旅に出たい。その本能に従って旅に出る。まずは計画を立てよう。思ったことを自分の力だけで実行できるのが、子供と大人の違いだ。さらに家族に文句言われることも無いのが大人とオッサンの違いだ。

 

オッサンとしての生き方をエンジョイしようじゃないか。そんな意味不明な決意を新たにする今日であった。

いろんなところに行ってみたい