人生はロングドライブ

多幸感あふれる人生を求めて、気づき感じる日々を疾走中

いつもの毎日を少しだけ変えてみる


会社に向かい家を出る朝、マンションの玄関を出て、左に曲がるか右に曲がるかを悩む。日によって、表通りに出る通路を変えてみる。ささやかな日常への抵抗(大げさ)。

 

いつもの日常をチョコッと変えてみるのは重要だと思う。誰しも決まったルーティンってあると思う。でもそれに縛られ過ぎると、「これしなきゃ」「あれしなきゃ」といつの間にか自分を束縛するものになってしまう。

 

すると、いつも通りのことをしないと罪悪感が生まれる。うまくいかないことがあった日には、いつもの手順を守らなかったからだと、そんなことまで思ってしまう。誰しもこんなことがあるのではないだろうか。

 

ゲン担ぎ、そういうことはあってもいいい。でも逆に「変える」ことを徹底することがあってもいい。

 

僕らはいつもの「日常」を変えたい、成長したい、新しい自分になりたい、そんなことを思いながらも、いつもの「日常」に固執してしまっている。

 

サラリーマンだったら、会社での毎日がいつまでも続くと思ってしまう。そんなのは幻想だ。定年を迎えれば、いつもの日常はいつもの日常ではなくなる。それがわからないサラリーマンってたくさんいる。近所にもいるでしょ、そんな高齢者が。

 

だから、今のうちからトレーニング。これまでの「日常」をあえて変えていく日課を自分に与える。

 

いつもと違う朝食を食べる、いつもと違う通勤ルートで会社に行ってみる、フリーアドレスの違う席で働いてみる、違う階のトイレに行ってみる、違う部署の空いてる席で仕事をしてみる、普段あまりしゃべらない人と話してみる、いつもより早い時間に会社を抜け出し服を買いに行ってみる、夕食の前にお風呂に入ってみる、いつものワインじゃなくて日本酒を飲んでみる。

 

ささやかなことでいいから、いつもの毎日を少しだけ変えてみる。すると新しい自分になれる。きっと、新しい気づきがあるはずだから。

 

そんなことを少しづつ増やしていけば、きっと新しい人生に出会うことができるんだと思う。

 

いつもの日常をいつも通りに過ごしているといつも通りの自分にしかならない。でも定年じゃないけど、いつもの日常はいつまでも続かないんだから、自分で変えていかなければならない。

 

難しいことのようで簡単なこと。引っ越しや転職、大きな変化を起こす前にできることがある。ささやかな変化、特に日常に凝り固まったオッサンには必要なこと。肝に銘じて行きたいね。

サンルーフから見る桜はきれいだなー