僕は朝お風呂に入る。57歳のオッサンがいつ風呂に入るかなんて知ったこっちゃないと怒らないで欲しい、僕のブログなんだから何を書いたっていいじゃないか。
僕はきれい好きだ。朝起きて、その後お風呂に入って(シャワーを浴びて)キレイキレイになってから外出しないと気持ちが悪い。
でも一番の理由は目が覚めるから。当たり前だと突っ込まないで欲しい、僕のブログなんだから・・・(二回目)。朝シャワーを浴びると目が覚めるし、頭の働きも良くなる(と信じている)。それにカラダも温まるから、そのあと外に出ても暖かさがしばらく持続できる。
いつも不思議だなと思うのは、シャワーを浴びていると何故か考え事に集中できる。平日はつい仕事のことばっか考えてしまうけど、だいたい仕事のアイデアはシャワーを浴びている時に思い付く。こうしよう、ああしよう、あの人にこれを伝えよう。今まで思いつかなかったことに気づく。
一日の中で一番集中して考え事ができるのがお風呂タイム。なんでだろうと考えてみると、シャワーを浴びている時は、いつの間にか無意識になっている。頭洗って顔洗ってカラダ洗ってとやることも順番も決まっているからカラダは自然に動く。
無意識な状態の中、カラダだけ動かしている。そんなだから脳みそが超集中していろんなことを考える。
だから、よく顔を洗ったかどうか忘れてしまう。それだけ考え事に集中できているということだろう。もしかしたら座禅とか瞑想とかに近いのかもしれない。僕的には、座禅とかすると、体を動かしちゃいけないと逆に気になって集中できない。集中しなきゃと思うことで結局集中できなくなってしまうのだ。
だから、決められたルーティンをひたすら無意識に実行するお風呂タイムは、最高の瞑想タイムだと思っている。
ちなみに夜にお風呂に入る時はこのようなことはない。もうカラダも脳みそも疲れすぎているから、あー気持ちいいぜウヘーみたいに快感を満喫しているだけだ。
他にも似たようなシチュエーションってないかと思って考えてみたらあれだ、クルマを運転している時。運転中はボーっとしているわけではなく、しっかり緊張しながらも、その中で無意識にいろんなことを考えている。
しかも時々、移り行く景色から刺激が入って来るので、ハッと思いがけないことに気づいたりする。
こう考えると面白い。朝風呂やクルマの中は僕の精神を「整える」場所なのかもしれない。よくサウナで「整う」というけれど、僕はサウナは好きではないから、自分で自分が「整う」場所を見つけなければならない。
なんかいいこと発見した。無意識の意識、どっかの心理学者がそんなこと言ってたような気もするけど、まっいいか。何ごとも実践する中で色んなことに気づいていければいい。
こういう時間を意識的に設けていくことが大切だ。毎日のルーティン、時たまのルーティン、自分の好きなことを自覚して、その時間を自分自身で作る。そんな毎日を送れたらきっと楽しいと思う。