定年後の生活を夢見るオッサン57歳。仕事から離れたら何をしようか、あれやこれや夢想する毎日。
そんなバラ色の毎日、あるわけないじゃないかと突っ込まないで欲しい。誰だって旅行に行く前や、欲しいものを買う前、あれやこれやと選んでいる時が一番楽しいじゃないか。あれと同じなんだからホッといてほしい。
これまでのサラリーマン生活で凝り固まった常識からの脱却、まずはマインドセットから切り替える必要がある。そのためのトレーニングに日夜取り組む毎日(うそ)。
もちろん潤沢な資産があるわけではないので、まったく無職というわけにはいかないだろう。でも、嫌な仕事はしない、好きな仕事だけする。そんなわがままを押し通せるのがシニア世代の特権だ。
そりゃギャラは下がるかもしれないが、それこそマインドセットの切り替えが必要。何のために稼ぐのか、自分のしたいコトのために稼ぐのだ。シニアはこれまでの働くことに対する考え方を変えなければならない。
これまでは嫌な仕事にも取り組んできた、そうしなければ家族が路頭に迷うし、生活が成り立たない。それこそ「将来」を見通せない、そう思ってツラくつまらない仕事でも取り組んできた。
ところがシニアは、既にその「将来」にいるのだ。いつの間にやら「将来」に来てしまった。だから「将来」のために働く必要なんてない、誤解を恐れずに言えば、もうそんなに「将来」はない。
だから、早いとこBMW M440iに乗って、あちらこちら自由気ままに出かけたいもの。そんな定年後の生活を夢想する毎日(お気楽すぎると言わないで欲しい、僕の人生だ)。
でもよく考えれば、定年後を待つ必要があるのか?っていう気もする。もういっそのことそれを待たずにバラ色の未来(?)に突入すればいいんじゃないか。とはいえ、まだ住宅ローンも残っているし、現実的にはもう少し頑張らねばならん。
だから今はトレーニング期間。来るべき時期を見据えてマインドセットの切り替えに励む日々(うそ二回目)。
でも何回も言うけど、頑張ると言っても、今までのように頑張る必要はない。緩やかに川を下っていけばいい。そう思うから、今年は必要以上に仕事を頑張らないことに決めた。仕事はホドホドに、それが今年の目標だ。
だったらと考える。休暇を計画的にとって、今のうちからBMW M440iに乗って、自由気ままに出かければいいじゃないか。何せお気楽サラリーマンなのだから、それができるはず。まだ稼ぎがあるうちに自由を満喫し始める、それがマインドセット切り替えの実地研修にもなるのではないか。
そう考えると夢想が夢想を呼ぶ。夏に一週間くらい休みを取って北海道に行くのがいいな。もちろんBMW M440iと一緒にフェリーに乗って向かうのだ。定年後にしたいと思っていたことが今すぐできるのではと思ってくるから単純だ。
これって、本当のこと。それこそやるかやらないかは自分次第、出張の前後だって、仕事をするだけでなくあちこち行ってみればいい、そんなことができるのもお気楽サラリーマンの特権だ。
仕事はホドホドに、それを地で行く毎日を送ろうではないか。なんか今から楽しみだ。ものごとって考え方ひとつで楽しくも辛くもなる。そういうことなんだよね。
シニアに「将来」がないとは言わないけど、その総量が限られるのは事実。だからこそ、今のうちにしたいコトしないとね。お気楽ですみませーん。