僕は「ⅾマガジン」を契約していて、雑誌はだいたいこれで見る。月額580円で色んな雑誌をザッピングできるので便利だ。一部のページが省略されているが、本当に見たいものがあれば購入すればいいい。
ちなみに閲覧は12.9インチのデカiPadを使う。これで見ればほぼ雑誌サイズ、それで文字が小さければさらに拡大すればいい。なんともシニアに便利な時代になったものだ。
最近は買うことが無くなったファッション雑誌も、これで流し読みをしたりする。少し若者向けだったり、自分とは趣味趣向が違う分野のモノでも気になったところだけ目を通すことができるので便利だ。
この手の雑誌を見るといつも思う、お洒落さんって多いよなーって。しかも結構並外れたお洒落さんが多い。洋服も家もクルマも、すべてにこだわっているオシャレさん。職業はへメイクアップアーティストとかデザイナーとか書いてあるけど、これだけこだわりがあると逆に疲れやしないだろうか。
この人たちは本当に自分のこだわり、自分のセンスに従っているのだろうか。なんかオシャレの正解を求めているような気がしないでもない。だって、皆なんとなく似ているのだもの。キャップをかぶってセルのメガネにおひげ、服はダボって感じ。
まあ、いいけどね。それにしてもこの手の雑誌で紹介されている洋服って皆お高い。なんか金銭感覚がおかしくなるくらい高い、このオシャレさんたちはなんでこんな高いモノに囲まれたこだわりの生活を送れるのかいつも不思議だ。
まあ、最近は投資なんかで儲けている若い人も多いからね。街中でもスーパーカーを見かけるし。でも、そんなことより自分だ。
僕もオシャレは好きだけど、正直そんなにこだわりはない。雑誌なんかでこれいいなー、と思って同じような格好をしたことがあるが、どうにも似合わない、そんなこともよくあった。
歳をとると、服の良し悪しより、自分に似合うかどうかがわかるようになる。僕は基本、濃紺系の服を着るようにしている。お顔も地味だし、彫が深いわけでもないから、茶系とか派手な感じの服は似合わない(と最近よくわかった)。
濃い色のジーンズに濃紺のトップス、今の季節ならその上にダウンやコートを着る、いつもそんな感じ。靴も紺やグレーのニューバランス。そして大事なのが着心地がいいこと。バリバリしたような触り心地の良くない生地や厚手のものは好きじゃない。
パーカーなんかも好きだが、若者風のパーカーだとパーカーおじさんとか言われるから、上品系なものを選ぶ。ニットのものや落ち着いたものを着る。
最近、よく思うのは、いつまでこのような格好でいいのだろうかということ。やはり年相応の格好というものがある。60過ぎて、ジーンズにパーカーとかはやはりちょっと違うような気がする。
こういうのは自分ではなかなか分かりづらい。だから最近は自分で服を決める前に妻に聞くことにしている。長年一緒にいるから、僕に似合う似合わないかそれなりに判断してもらえるから助かる。
いつも自分を客観的に見ることが大事だとか言ってるけど、所詮はこんなもの。自分に迷いがある時は信頼できる人に指摘してもらうことが大事、これは服選びだけでなくすべてに通じること。
たまに電車の中で、無茶苦茶似合っていない服を着ているオッサンがいる。みょーに若作りだったりしててね、こういうオッサンを見るたびにこうはなりたくないと思う。人の振り見て我が振り直せ、大事な言葉だよね。