人生はロングドライブ

いつの間にやら人生後半、気づき感じる日々を疾走中

寝る大人は育つ


最近思う、集中力が続かない。
そりゃ仕方ないさ、57年も生きてきたのだもの。カラダも金属疲労を起こしているし、脳みそだってきっとツルツルだ(でもココロは歳を取らないと思っている、前向き!)。

会社から帰るとヘトヘト。会社に行かなくても(リモートワークでも)、夕方にはヘトヘトになっている。もう集中力が枯渇してしまう、そのあとは何もする気にならない。

若い頃はそんなことなかったよなー。会社から帰っても夜中の1時、2時までなんかしてた。もう無理っす。何もする気が起きません。

実は最近、夜の9時過ぎには床に入る。だって眠いんですもの、疲れてるんですもの。そんな感じで早々と寝てしまう毎日。

じゃあ、さぞ早起きなんだろうって思うでしょ。ところが会社に行く日は5時半起床、リモートの日は6時半まで寝ている。だから平均睡眠時間は8〜9時間。小学生もビックリだ。

60近いオッサンがこんなに睡眠時間を取っていていいのだろうか。一応まだ現役のサラリーマン。普通のサラリーマンは寝る間も惜しんで自分の時間を作ったり、飲みに行ったりしているはず。

でも僕には睡眠時間が必要なの。元々おつむが優秀でないことを自覚している。だからこそ人一倍コンディションを整えて、人並みに仕事ができるよう努めている。凡人には凡人ならではの苦労があるのだ。我ながらあっぱれだ(?)。

大谷翔平だって言っている、睡眠は大事(一緒にしないでくれと言われても気にしない)。アスリートは最高のパフォーマンスを生み出すために質のいい睡眠を大事にしているが、僕らだって一緒だ。それにカラダのためだけじゃくて他にも理由がある。一生の約半分は寝ている時間なのだから、この時間を有意義に楽しく過ごす必要があると思っている。


実はこの睡眠時間、僕にとっては至福の時間。布団に包まれ眠りに落ちる瞬間、あー思い出しても震えるくらいにサイコーな時。そして毎日見る夢、これがまた楽しくて仕方がない。今日はどんな夢が見れるのだろうとワクワクしながら眠りにつく。


我ながら面白い夢をよく見る。大金を盗み、マンションの一室に逃げ込む。なぜかそこには僕の家族がいて、電気を消して、人に気づかれないようにひっそり暮らす。でもなぜかそれが楽しくて幸せで・・・なんて夢を見たりする(心配しないで下さい、病気ではありません。。)。

昔よく思った、実は寝ている時の自分が本当の自分で、昼間の自分が夢の中なんではないかと。それくらい睡眠時間をエンジョイ?しているわけだ。

最近は歳のせいか一日が経つのが速い。そりゃ9時に寝れば短いのは当たり前だが、日中も短い。すぐに寝る時間がやってきてしまうので、今日は何やったっけ?と思うことが日常茶飯事、特に土日はそんな感じ。でもだからと言って睡眠時を削ったりはしない。そんなことしたら本末転倒、それくらい僕にとって睡眠時間は楽しくて大切な時間なのだ。

だから、眠る時間を削って時間を作るのではなく、いまある時間をどれだけ有効に使うかが大事。だから平日の日中も仕事のことばかり考えるのはやめることにした。もう少し自分のことに充てる時間を意識して増やしたい。

これは来るべき定年後の生活に向けたトレーニングでもある。いまから鍛えておかないといざその時になって困る。

特に大事なのは午前中、午後になると脳みそがすり減っていくばかりだもの。だから頭がフレッシュな午前中に如何にクリエイティブなことをするか。朝一にメールのチェックなんて愚の骨頂とよく言うもの、あっ、いかんいかん、また仕事のことを考えてしまった。

朝起きてご飯を食べてシャワーを浴びる。コーヒーを飲んでそのあと、9時から12時がゴールデンタイム。ここで如何に色んなことに気づき感じることが出来るか、これが勝負だ。よーし、まってろ定年、その時に向けて仕事優先の日常からオサラバし、自分のことで妄想するクリエイティブな毎日を送るのだ。
(なんか睡眠時間の延長のような気もするが気にしない)